インドア女の備忘録

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『ゲームオブスローンズ』最終章最終回 あらすじ&感想

 

 

衝撃の展開で終わった前回。

泣いても笑ってもこれが最後!!!

 

以降、ネタバレがあるので注意!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

  • 灰が舞う王都。アンサリードとドスラクを前に、デナーリスはこれからも権力の歯車を壊していく事を宣言する。
  • それを見ているジョンは不安げ。ティリオンは、王の手のピンを投げ捨て、捕虜にされる。
  • ティリオンに、デナーリスが女王になっても戦は終わらない、自分の正義を信じて止まらなくなると言われたジョンは苦渋の決断で、デナーリスを玉座の間で殺す。
  • デナーリスの遺体を見つけたドロゴは、鉄の玉座を破壊、デナーリスと共にどこかへ飛び去る。
  • 七王国の領主が集まった場で、ティリオンの処遇、七王国の統治者について話し合われる。結果、ブランが王、ティリオンは王の手、北部は七王国から独立する事に。ジョンは、壁に送られ、再びナイツウォッチに。
  • 小評議会は、ダヴォスが海軍大臣に、ブロンが財務大臣、サムがグランドメイスター、ブライエニーがキングズガード総帥になる。グレイワームは、アンサリードと共に北部を離れ、ミッサンディの故郷ナース島に向かう。
  • ジョン・スノウは、カーセルブラックにいたトアマンドと壁の北側へ、アリアは地図にない、西へと船で向かい、サンサは北の女王になる。

 

感想

あらすじ、かなりざっくり書きました。最終回とはいえ、ゲースロ。何か劇的なとんでも展開があるかと構えちゃいましたが、予想されていた以上のものはなかったですね(笑)

 

序盤で、ティリオンが瓦礫に埋もれたサーセイとジェイミーを見つけるシーンがありました。ジェイミーは生きてるんじゃない?なんて言われたりもしてたけど、さすがにそれはなかった。

 

しかし、このシーンは泣けた。ティリオンは父親やサーセイから恨まれてきたけど、この2人を含めて一族を守ろうとしてきたのに、結局最後の1人になってしまった。しかも、あの場所に向かわせたのは自分だし。まぁ、あの場所でも崩れ落ちてない場所があったから、生き延びる可能性もあったけど。結局はデナーリスが処刑しちゃうんだろうが。

 

デナーリスが、アンサリードとドスラクを前に、まだ戦いは続くと語るシーン。どう見ても待ってるのは恐怖政治だし、彼女を見つめるジョン、ティリオン、アリアの目よ、、、ティリオンがデナーリスに近づいたときは殺すんじゃないかと思ったけど、王の手のピンを投げ捨てただけでしたね。それだけでも、相当やばいんだけど。その場で、ティリオンの首を撥ねるかと思ったもの。

 

捕まったティリオンと話すジョン。ティリオンは、もうデナーリスを殺すしかないと言うけど、ジョンはまだ決意できない。自分を殺した人間だって、処刑したくなかったって言うジョンだからね~。それでも、もうできるのはジョンしかいない。

 

デナーリスは、もう良い女王になって玉座に座るか、父親のようにマッドクイーンになって殺されるしかなかったと思う。その分かれ道に、ジョンの出生の秘密が大きく関わった訳だけど。まず、ジョンがデナーリスに話したのが間違い。そりゃ動揺もしますわ。ジョン、馬鹿正直だからね、言っちゃうよね。

 

ジョンがアリアとサンサに、サンサがティリオンに話したのは、2人のキャラクターを考えれば、違和感も何もないけど、ティリオンはなぜヴァリスに話したし。ヴァリスは国に仕えると宣言していて、前シーズンでターリー親子を処刑したデナーリスに疑問を抱いてるのを知っていながら、なんで話した??しかも、一番長くデナーリスに使えていたジョラーを失った後に。この後、ミッサンディも失うという最悪のタイミングになっちゃたし。

 

玉座の間、ジョンと2人きりになったデナーリスは、自分の思うより良い世界を語るけど、もう目がやばい。エミリア・クラークのあの目、やばい。前シーズンで、ジョンに跪きなさいと言ったときのあの冷たい目もやばかったけど、それ以上。自分の正義を信じて疑わないデナーリスは、狂王より質悪いね。

 

デナーリスを殺した後、ジョンの後ろから近づくドロゴに殺されると誰もが思ったでしょ。横たわるデナーリスを起こそうと揺するドロゴが、また泣けるし。反抗期とかあったけど、ちゃんと母親と思ってたんだな~。そう考えると、子供に虐殺させるデナーリスやばいな。

 

ドロゴがジョンに向かって口を開いたときは、本当にダメだと思った。ドロゴが炎を吐いた先は、鉄の玉座。ドロゴに拍手!!!!!!!鉄の玉座を誰でもいいから壊せとは思っていたけど、ドロゴは予想してなかった。というか、出来れば人間に壊してほしかったよね。

 

ここで、デナーリスが死んじゃったけど、ミーリーンの方はどうなるんだろう?ダーリオを統治のために置いてきたけど、ドラゴンの女王が亡くなったとなると、ミーリーンが不安だわ。ここもドラゴンの脅しで屈したとこあるし。

 

そして、七王国の領主が集まるシーン。ジョンは普通にアンサリードの捕虜になってる。ここにロビン・アリンやキャトリンの弟など、久々にみるキャラクターも。七王国の今後を話し合う流れで、サムが民主主義を提案するが、さすがに受け入れられず。この時代を考えれば、当然か。

 

ジョンは解放され、ナイツウォッチに戻る事に。その姿がS1のときと全く同じ。キット・ハリントンが大して老けてないから、本当にS1まんま。

 

キングズガード総帥の記録を残す本。以前、ジョフリーがジェイミーについて全然書かれてないじゃんと馬鹿にしてましたが、ブライエニーが書き足していました。もう総帥を首になった後なので、書き足されるべきじゃないのかもしれないけど、良かったと思う。

 

そして、小評議会のメンバーよ!サム、ブライエニーは名家の生まれだけど、ダヴォスとブロンは登場時を考えると出世したなぁ~。ブロンは、今シーズン出番少ないのが残念。もっと活躍して欲しかった。まだまだ空いてる役職があるので、人が増えていくんだろうけど、良いメンバーだと思う。

 

カーセルブラックに着いたジョンはトアマンド、ゴーストと再会。やっぱり、ジョンといるべきはドラゴンじゃなくて、ゴーストですね~。今シーズン、ゴーストの扱いに不満を持つ人もいたけど、最後にこうなったから良かったと思う。

 

ジョン、アリア、サンサの3人で締めくくられたけど、この3人は自分の成りたがっていたものに成れたんじゃないかな。成るまでが壮絶すぎたけどね。ただ、やっぱりアリアの横にハウンドがいて欲しかった、、、

 

 

 

SNSを見ると、半々くらいな感じ?ゲースロっぽい展開を望んでたような人もいれば、綺麗にまとまったので良しという人もいる感じかな。

 

最終章始まる前は、ナイトキングに勝てなくてバッドエンドみたいのもあるかもと思ってたので、良い最終回でしたよ。どのキャラクターも行き着くとこに行き着いたというか、、

 

デナーリスがマッドクイーンにならないで、彼女が治める七王国も見てみたかったけどね。 

 

前々から言われてた最終章が急ぎ過ぎるってのは、確かにその通り。お金とスケジュールの問題が大きいみたいだけど。でも、ストーリーにそれ程の不満はなかったかな。ダーリオをもう一度見たかったのと、ブロンにもっと活躍してほしかったくらい。

 

原作はまだ未完ですし、スピンオフドラマも作られますし、まだまだ『ゲーム・オブ・スローンズ』を楽しむ機会があるので、また関連記事を書けたら書きたいです。