『LA LA LAND』レビュー
今回は久しぶりの映画レビュー。アカデミー作品賞にもノミネートされてる『LA LA LAND』せっかくなので、ネタバレせずレビューしていきたいと思います。
女優を目指すミアと、ジャズを愛するピアニスト・セバスチャンのラブストーリー。
2017年2月末にして、早くも今年1の映画に出会った気がします。ゴールデングローブ賞史上最多の7部門受賞、アカデミー賞では『タイタニック』に並ぶ最多14部門ノミネートされただけあります。
監督は『セッション』で一躍有名になったデミアン・チャゼル。『セッション』はかなり好きだったので次回作を楽しみにしてたんですが、期待を上回る作品でした。はっきり言って傑作です!
始まってすぐ流れるオープニングナンバー、この1曲を聴き終わらないうちに、「この映画好き」と確信しました👍🏻
ちなみに私はミュージカル映画が大好きなんですが、中でもジーン・ケリーやフレッド・アステアが活躍していた頃の作品が特に好きです。ミュージカル最盛期と言われた頃ですね。誰かこの頃のミュージカル作品みたいな映画を撮ってくれないかな〜と密かに思っていました。
情報をあまり入れずに観に行ったので、始まってビックリ。2017年にこんな作品を観れるなんてーー!!😳😳 私みたいに昔のミュージカルが好きな人は、ここでブログを閉じてすぐに映画館に行ってください(笑)
本作では監督のジャズ愛がこれでもかと言うくらい伝わってきます。『セッション』でもジャズ愛に溢れていましたが、今回はジャズ愛がとにかく分かりやすいw ライアン・ゴズリング演じるセバスチャンのジャズ愛が凄いですからね。
セバスチャンは、ジャズ愛が強すぎてレストランのオーナーの言うことを聞かず、クビにされてしまうので、面倒な男かと思いきや、凄い良い男なんです。あんなの惚れない訳ありません!←
ちなみにこのオーナー、『セッション』でアカデミー助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズです。時間にするとわずかな登場時間ですが、かなりの存在感です。
中盤で現れるセバスチャンの友人・キースも面白いキャラクターです。ジャズを広めたいけど、ただ普通にやるだけではダメと考えている大人なアーティスト。彼の登場は、セバスチャンの人生がかわるきっかけでもあるので重要人物でもあります。
La La Land (2016 Movie) Official Trailer – 'Start A Fire’ - YouTube
華やかな衣装とダンスも見所の一つです。エマ・ストーンがいろんなワンピースをお洒落に着こなしてるんですよね〜。ポスターにある黄色のワンピースも印象的です。衣装の変化に注目するのも1つの楽しみ方。ダンスもタップダンスに、ペアダンスと、昔のミュージカル映画を思い出させるものがたくさん。
ちょっと気になるな〜って方は、ぜひ映画館に行ってください🙌🏻 ラストに賛否が分かれてるみたいですが、ラストどうこう言う作品じゃありません。まぁ、ラストに文句をつける方とは分かり合える気がしませんが😑
27日にはアカデミー賞授賞式がありますが、いくつ賞を受賞するか楽しみです。ぜひ作品賞は獲ってほしい!ミュージカル映画は、最近作品賞獲れてないですからね。獲ったら『シカゴ』以来?しかも、完全にオリジナル作品ですからね!楽しみです\(^o^)/
デミアン・チャゼルの次回作も楽しみです!👏🏻👏🏻